Tカードが使えるお店は現在およそ80社で4万店にものぼります。
いろんな業種の企業が提携しているのも特徴です。
Tカードを持っている人は実に3859万人で人口の3分の1。つまり、日本人の約3人に1人が使っていることになります。
このTカード事業を運営するのが「CCC」。Culture Convenience Club(カルチュア・コニビニエンス・クラブ)という聞き慣れない名前の会社。
実は、「CCC」はレンタルチェーンの「TSUTAYA(ツタヤ)」を運営する会社です。
「TSUTAYA(ツタヤ)」は全国に1412店舗を展開し、CDやDVDのレンタル売上高が1757億円もある業界最大手です。
「CCC」の社長、増田 宗昭(ますだ むねあき)さんはTカードについて次のように語ります。
「カードですごいよく使うものじゃん。だけど、いざ使おうと思ったら財布にたくさん入らないじゃん。じゃぁ、1枚でどこでもポイントが付くカードがあればいいし、ポイントもそこのお店でしか使えないポイントじゃなくて、どこでも使うポイントになった方がいいじゃん。というすごい単純な発想。」
増田宗昭社長は本も書かれています。TSUTAYAの社長の頭の中を覗きたい人にオススメです。